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親の役割

オンラインセミナーでわかったこと

■ 受験研究社さんとのジョイント オンラインセミナーを行いました
3月14日(土)は、増進堂 受験研究社さんとのジョイントで、今回の休校期間中の勉強のしかたについてのオンラインセミナーを行いました。
顔を見せても差し支えないという方に関しては、ウェブカメラで顔を見ながらお話ししたのですが、とても新鮮な体験でした。
受験研究社のスタッフ、岡田さんが司会進行を担当くださり、参加者の皆さんからのご意見、ご質問が書き込まれたチャットを読んでくださったり、それに対する私たちの返答を文字にしてくださり、私たちも参加者の皆さんも、お互いストレスのない空間になりました。
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■ 家庭だけで閉じていると、何が正しいかわからなくなる
このようにオープンな雰囲気のオンラインセミナーでは、参加者のみなさんが得られるものも大きいように感じます。
それは、家庭の中だけで考えていると、どうしても周りが見えなくなるからです。
たとえば「テレビの音や音楽がなっているところで勉強室しているのですが...」というお悩みがあったとして、それがとてもいけないことなのか、子どもにはよくあることなのか、我が子だけ見ているとわからなくなるのです。
上記の例では、多くのお父さん、お母さんは「よいことではない」と感じるようです。
集中できないのではないか、といった心配もあると思います。
では、自分の部屋で何の音もしない中で勉強するのが理想なのかといえば、そうでもありません。
学校でも塾でも、勉強しているときの周りの音というのは結構騒がしいものです。
お子さんにとっては、周りに人がいる気配がする中での勉強に慣れているのが普通なのです。
騒がしい中で勉強しているのがいけないのではなく、なぜテレビや音楽の音があっても平気なのか、あるいはなくてもいいのか、ないと困るのか、テレビや音楽以外の音ならどうなのか、といったことを考えたりお子さんに質問することで、いろんな事がわかってくると思います。
■ テキストと違う解き方、いいの?
また「テキストの模範解答どおりに解かないのですが、これっていいんでしょうか?」といった悩みもあります。
実際にはお子さんが問題を解いている様子を見るのがベストですが、一般論として模範解答どおりでない解き方は、おおいにOKです。
時間があれば、お父さん、お母さんが「それって、どうやって考えたの?お父さん(お母さん)に教えて。」と頼んで「家庭内ミニ授業」をお子さんにしてもらうといいですね。
お子さんも、あらためて問題の解き方を考える機会になりますし、もしも理解が不十分だったとしたら、説明しているときに気づくことができるはずです。
塾の先生でさえ、塾のテキストの模範解答と違った解き方をすることがありますから、お子さんが模範解答と違った解き方をしていたら慌てず、塾ではどう習ったのか、その解き方はお子さんはよく理解できているのか、といったことを聞いてあげるといいと思います。
長い休校期間、家庭学習を見直すいい機会になったでしょうか。
まだ今からでも遅くはありません。
これまでのお子さんの学習を見直し、より「がんばった分だけ結果が出る」勉強法に近づけてあげたいですね。

一斉休校 この一大事の乗り切り方は?

新型コロナウィルスの感染拡大により、3月2日から多くの小・中学校、高校は休校になります。

自治体や学校によって、学年や家庭の状況によっては受け入れを決めているようですが、急な決定ですからご家庭は大変だと思います。

もちろんお子さんの感染リスクを考えると安心ではあるのですが、ではどのように過ごさせようかと思い悩むお父さん、お母さんも多いでしょう。

お母さんが専業主婦のご家庭と共働きのご家庭、それぞれにお悩みはあると思います。

いずれにしても、夏休みに迫る長期間にわたってお子さんが学校に通学しない状況が、突然やってきてしまったわけです。
外に連れ出すのも最小限にしたいし、かといって一日中勉強させるわけにもいきません。

上手に時間を過ごさせてあげたいけど、「どうしよう」と途方に暮れるような気持ちにもなります。


■ お母さんが家にいる場合「関わりすぎ」に注意を

お母さんが専業主婦で家にいる場合、どうしてもお子さんに「関わりすぎ」になりがちです。

これがふだんの夏休みであれば、友達と遊びに行く日もあれば、そもそも受験生の夏休みは塾の夏期講習で忙しいですから、以外に親とべったり過ごす時間は短いのです。

しかし今回のような特殊な状況では、そうもいきません。

家にお母さん、そしてお子さんも一日中いるという日が結構あるような状況は、かなり特殊だといえます。

まず気をつけたいのは、ついつい関わりすぎになること。

多くの塾は一週間、二週間くらい休みになるようですから「ならば家庭学習でがんばらせないと」と思われるお母さんもいらっしゃるでしょう。

基礎の積み残しがあるお子さんも多いと思いますので、それはそれでいいことだとは思います。

でも「がんばらせすぎ」には注意してください。

あまり長時間親子がべったりと過ごすのは、お子さんにとってもお母さんにとっても負担が大きいものです。

たとえば一日の「時間割」を決め、学校で勉強しているはずの朝から昼過ぎの時間は自主学習、そしてその後の時間は親子で関わる時間、というように決めて過ごすのもいい考えです。

学校が春休みまで休校になる場合は、今の学年の残りはすべて学校で習えない可能性が高いわけですから、少なくとも教科書を最後まで読んでおくことも大切なことです。
(近年、中学受験の問題も「教科書前提」のものが増えています)

塾が休みになる期間、普段できていなかった基礎の振り返りなどもやっておきたいですが、塾のある生活より「かなり軽め」くらいを意識して取り組むのが無理がないと思います。


■ 共働きのご家庭は、お子さんとのコミュニケーションを工夫しましょう

共働きのご家庭は、この週末は戦々恐々としていることと思います。

ふだんは学校に任せておけた時間が、すべてご家庭にかかってくるわけですから、とても大変です。

朝、お父さんお母さんが家を出てから帰るまで、お子さんにどのように過ごさせるか。

塾によっては授業を昼の時間にするというところもあるようですが、多くは休校です。

親がいない間、やむを得ずお子さんだけで過ごす時間が長くなる場合は、やはりあらかじめ一日のスケジュールを親子で立てるのが有効だと思います。

その上で「完璧を求めない」ことも大切です。

ひとりでいる時間に「予定通り」に勉強できるか。

・・・冷静に考えると、できないですね。

でも、できない現実が「ふつう」くらいに考えましょう。

予定を一緒に立て、帰宅時に確認するとしても「完璧にできているはず」(あるいは「できているべき」)とは考えると、帰宅時に親も疲れ切ってしまいそうです。

そもそも子どもがひとりで勉強することは困難であることを前提に、昼休みや空き時間に電話やLINEなどのコミュニケーションツールで声をかける、そして帰宅後のチェックも「ダメ出し」ばかりにならないよう、親があらかじめ「腹をくくる」ことも必要ではないかと思います。


■ いずれにしても、緊急事態です

専業主婦のご家庭、共働きのご家庭いずれにとっても、これは緊急事態です。

これまでにない「試練」でもあります。

もちろん、勉強以外にもお子さんが学校で得ているものはたくさんあります。
友達にも会いたいでしょうし、楽しみな行事もあったでと思います。

そんなお子さんの気持ちのケアも気になるところですね。

そんなみなさんに少しでもお役立ていただけるよう、お子さんが家庭で勉強をスムーズに進めていけるヒントになるような動画を、急ぎ撮影したいと考え、主任相談員を務める「中学受験情報局」でご一緒している先生方と相談をしています。

数日中に撮影して急ぎ皆さんに見ていただけるよう、お届けします。


一大事ですが、ピンチをチャンスに変え乗り切っていきましょう。

灘中合格者のお母さんがしていた3つのこと

2月ももう中旬。

1月の関西、そして2月の東京、神奈川の入試も一段落し、私達はその振り返りに入っています。

先週、そして今週は、私が主宰する家庭教師「名門指導会」の生徒で灘中に合格したお子さんと、そのお母さんたちにインタビューするという機会がありました。

■ 子どもたちは勉強を楽しんでいる

追って記事の形でみなさんにも御覧いただけるようにしたいのですが、入試までの勉強法や乗り切った困難など、とても興味深い内容になるはずですが、何よりも私が知りたかったのは、彼らが中学受験の勉強をどう捉えたかということです。

詳細は追っての記事に譲るのですが、彼らは受験勉強をいろんな形で「楽しんで」いました。

今までできなかったことができるようになるとこや、目標に近づいているという実感があることは、単純に子どもたちに自信を与え、勇気づけます。

また過去問の演習を単なる「合格できそうかどうかをみるリトマス紙」ではなく「過去問からどんどん学ぶ」という姿勢があるのも共通点です。


■ お母さんたちがしていたのは「環境づくり」

お母さんに共通することがあるとすれば、まず1つめは「環境を整える」ということでしょうか。

塾の課題はたくさんあり、全部やろうとすると睡眠時間まで短くなってきます。
そして塾は、できるだけ受験の不安をなくすために、あらゆる種類の講座を用意します。

それぞれの講座の宿題も出るし、模試やイベント等もあります。

すべてを受講し完璧にこなすことはできません。

だから受講すべき講座、力を入れてこなすべきテキストや問題を取捨選択しなければならないのは、どの塾に行かせていても起こってくることです。

灘に関していえば、「最高レベル」といった、その塾でもっとも成績がいい子が集まる講座は、受講するように促されるでしょう。
ゴールデンウィークやお盆には模試、日曜は前期(2月)から日曜特訓が始まり、灘中を目指す子を対象としたイベントもたくさんあります。

親としてはどうしても「あれもこれも」という気持ちになってきます。
そして、みんなが受けている模試や講座を受けさせないというのは、とても勇気がいることなのです。

しかし、すべての講座やイベントをもれなく受けさせると、上記のように寝る時間がなくなってきます。

そこでお母さんたちがしている2つめのことは、子どもをよく観察することです。


■ 子どもをよく観察し、相談相手をつくること

やっていることは確実に身についているか。
やりっぱなしになっていることはないか。
体力的に無理が続いていないか。

考え始めたらきりがないと思いますが、それでも観察し、考えることは素早い改善につながります。

そのために3つ目として「相談相手がいる」のも大切なことです。
家庭教師である私たちは、この部分でお手伝いをさせていただいています。
お父さんや塾の先生が、こういった役割を担うケースも多いと思います。

なにか不安や問題を感じたときに、すぐに誰かに相談できる。
早く問題解決ができることはもちろん、お母さんの気持の安定という面でも重要なことです。

あらためてお話を聞いて感じるのは、受験生のお母さんの大変さです。

受験を終え「相談相手がいてよかった」と言っていただけるのは、家庭教師としてとても嬉しく、幸せなことだと感じています。


そんなインタビューの内容もふまえて、来月は関西で灘中合格セミナーを企画しています。
今のところ3月4日(水)の午前を予定しています、

関西で難関中合格を目指すご家庭のお父さん、お母さんは、よければご参加ください。

新学年 学習サイクルはトライアンドエラー

塾での新しい学年が目前に迫っています。
学年もクラスも、テキストも新しくなりますね。
担当の先生が変わるかもしれません。
2月から3月、春休みくらいまでの期間で、新たに学習サイクルを作り直す必要があります。
学年が上がれば授業数や通塾日数が増える場合もあります。
また一習う内容もレベルが高くなり、宿題などの量も増えるでしょう。
そこで、新しく家庭学習のサイクルも作り直す必要があるのですが、学習予定は変更を前提に立てるようにしましょう。
立てた予定通りにすべてを進められればいのですが、多くの場合そうはいきません。
予定通りに事が運ばないと、お子さんもそうですが親もストレスを感じます。
もちろん塾にはカリキュラムがあって、お子さんや親御さんがストレスを感じようが構わずに、毎週授業は進んでいきます。
だからなんとか、それに合わせるように努力はするのですが、それでもうまくまわらないことが多々あります。
そんなときは、早めに開き直るべきだと私は考えています。
努力はしたけれど、できないものはできない、いったんそう開き直るのです。
そもそも宿題が多すぎる。これを一週間で完璧にやろうなんて、無理。
そう割り切りましょう。
そうすると、こんな思いが沸き起こってくるかもしれません。
「...でも、ちゃんとやりきっている子もいるんだよね...。成績を上げる子は、そんな子なんだよね...」
でも、その考えはひとまず封印しましょう。
塾の宿題を楽々こなしている子は少なく、多くの子、多くのご家庭が「まわらない」と感じている現状を解決するために工夫をしています。
ごくごく一部の(あるいは想像上の)楽々こなす子を標準と考えるのは、得策とはいえません。
2月に新学年が始まったら、まずは新しい学習サイクルを立ててみてスタートする。
で、数週間試してみたら、うまくいっている部分とそうでない部分が見えてくると思います。
そうすると、その時点で予定を組み直す。
この繰り返してです。
3月末の春休み、春期講習くらいにサイクルができあがっていればいいですね。
4月には学校の予定も変わり、そこでまた見直しが必要にはなりますが。
そうやって、常に予定は「見直し前提」でトライアンドエラー。
時期により、学校行事の有無などによっても予定は変わりますね。
「こうあらねば」という思いが強すぎると、親も子も気持ちが苦しくなってきます。
常にベターな方向に変えていく、そんな学習計画を意識して、学年がわりを上手に乗り切っていきましょう。

入試直前期の乗り切り方について

12月も半ば、いよいよ受験生である6年生は直前気に入っています。
この時期にはもう「苦手をなんとかしよう」ということは、ことさら考えなくてよいと思います。
とにかく1点でも2点でも積み重ねるにはどうすればいいか、そんな視点で「できること」を探してみてください。
そうすると、苦手科目や苦手単元を何とかするよりも、得意な分野で得点アップを狙うほうが分が良さそうとか、いろいろやれそうなことが浮かんでくると思います。
また1分でも1秒でも多く勉強したい、そんな気持ちになるお子さんもいますが、睡眠時間は削らないのが賢明です。
1時間余分に勉強するより、1時間寝たほうが得点力が増す場合も多いのです。
経験上、この時期には学力的にずいぶん仕上がってきているお子さんが多いので、じゅうぶんに睡眠時間を取ると計算の正確性やスピードが上がり、過去問の点数がぐんと上がる子も多いと感じます。
親子ともにプレッシャーを最も感じるのが、ここから入試までの1ヶ月あまり。
もちろん難しいことですが、まずは親御さんから、視野が狭くならないような意識を持っておくことが大切です。
これまで頑張ってきた受験勉強ですが、頭のどこかに「通過点に過ぎない」「もし万一うまくいかなくても、きっと我が子の糧になる」という冷静な考えを持っておくことも、受験生の親としては大切なことです。
考えたくないことですが、もしも不合格だったときのことを考えておくのも、同じように大切です。
受験結果は、予想はできてもすべてのお子さんにとって楽観はできないものです。
その意味で、万一に備える受験計画を立てておくことは重要です。
具体的には、ギリギリの偏差値の学校ばかりを受験校に選ばない、ということです。
この学校はチャレンジ、この学校は比較的に高い確率で合格を見込める、といったふうに、様々なレベルの学校を受験校に入れておきたいですね。
もちろん通うことになった場合、どの学校も親子ともに納得できる進学先であることが望ましいです。
入試が近づいてくると、お子さんが不安になってしまうこともあるでしょう(親御さんもそうかもしれません)。
そんなときは、これまでやってきたたくさんの問題集やテキストを眺めたり、たくさん書き記してきたノートをパラパラとめくって「こんなにがんばってきたんだから、きっと大丈夫」と考えるようにしましょう。
ラストスパート、親子でしっかり乗り切っていきましょう。
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西村則康プロフィール

日本初の「塾ソムリエ」として、活躍中。
35年以上中学・高校受験指導一筋に行う。
コーチングの手法を取り入れ、親を巻き込んで子供が心底やる気になる付加価値の高い指導が評判である。

西村則康 写真

セミナー・講演会

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年3 月2日(土)

マイナビ家庭教師・「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」・名門指導会が共催するセミナー「6年間を成績上位で過ごすための新中1スタートアップセミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年2月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」・名門指導会が共催するセミナー「2019年入試分析からみる2020年入試対策」にて、講師を担当させていただきました。

▼2018年10月25日(木)

東京都市大学付属小学校主催の文化講演会にて「中学受験―結果につながる 家庭学習&塾の活用法 〜日常生活の延長線上での受験〜」、というテーマで登壇させていただきました。

過去のコラム一覧

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