遅ればせながら、首都圏の大手4塾の合格者数を分析してみました。
そんなことをするまでも無く、サピックスの一人勝ちだろうと思われるかもしれませんが、下記の表をご覧ください。
早稲田アカデミーと四谷大塚は偏差値上位の学校の合格者数しか発表していませんから、とりあえず、サピックスと日能研の比較をしてみたいと思います。

                              │校数      │定員合計(人)  │日能研(人) │サピックス(人)│     
│四谷偏差値65以上 │13校     │   2620            │    857         │  1638          │     
│四谷偏差値55~64│42校     │   6743            │  3032         │  2932          │     
│四谷偏差値45~54│62校     │  10511           │  4433         │  2213          │     

 

 上記の表の偏差値は、四谷大塚の合不合第4回の偏差値表を使いました。

この結果からまずわかるのは、以下の2点です。
・御三家レベルはさすがにサピックスは強い。
・偏差値64以下のボリュームゾーンでは、日能研の合格者数がぐっと増える。

このことから、次のことが予想できます。
・御三家を受験する場合、その合否予想は、サピックス内の成績だけでからかなりの確度で行うことが出来る。
・日能研からも多くの御三家合格者を出している事から、勉強のやり方や塾の使い方次第で、合格することは十分可能。
・御三家以外を受験する場合は、受験者数や合格者数が多い日能研内のテスト成績だけで、かなりの確度で合否予測が出来る。

サピックスは、どちらかと言えば、最上位校受験を念頭に置いたカリキュラム構成とテスト構成だと言えます。マンスリーテストは、全員が1種類のテストを受けることになります。偏差値が25のお子さんから75のお子さんまでが同じ問題を解くことになっているわけです。
一方、日能研は「共通問題と基礎問題」を解くクラスと、「共通問題と発展問題」を解くクラスに分かれます。実質2つのレベルの問題があることになります。四谷大塚(早稲アカも)は、学力に応じてA・B・C・Sと4つのレベルのテストが存在します。

学力が非常に高いお子さんが、切磋琢磨するにはサピックスが向いていると言えますが、これから成績を上げていこうとか、途中から受験勉強を始めるような場合には、他の塾の方が対策を立てやすいと言えるでしょう。