コラム
麻布
日経DUALオンラインセミナーに登壇しました(過去問について)
本日は日経DUAL主催のオンラインセミナーの講師として登壇させていただきました。 テーマは「入試まで110日 過去問を使いこなす家庭学習のコツ」。 事前に参加者の皆さんから、過去問についての疑問や質問をお受けしたのですが、驚いたのは過去問のやり方についてとても多くのご家庭が困っていることです。 「
9月、あらためて男子御三家についておさらいしよう
いよいよ9月、各塾の6年生の志望校別特訓(サピックスではSS、日能研では後期日特)が本格的に始まりましたね。 お子さんが5年生までのご家庭、お母さんも、来年、再来年はうちの子も、と気になるところかもしれませんね。 9月以降、学校別の対策模試なども行われ、6年生はどんどん志望校と受験校がはっき
2018年中学入試 理科の「思考問題」が増えた!?
2018年の入試もほぼ終わり、名門指導会の講師たちとともに問題分析を重ねています。 ■「思考力問題」が増えた? 理科の入試問題を分析していると、どの学校も思考力を問いたい、考える力のある子を選抜したいという意図を持って入試問題を作成されていると強く感じます。 もちろん、思考力のある子をとりたくないな
2018年、開成中と麻布中の出題傾向は変わったか
首都圏での入試もほぼ終わり、進学校が決まったお子さんも多いのではないでしょうか。 若干の変動はあったものの、首都圏の主要校の倍率などは例年同様でした。 今年なにより関係者の話題をさらったのが、開成中学校の算数が非常に易しかったこと。開成出身の名門指導会のトップ講師も「OB会でも話題になるのでは」と言
2015年 麻布中学校 理科
私は理科を教える講師でもあるので、主要な中学校の理科の問題は入試が終わったら解きます。その中で、私が好きな問題に、麻布中学校の理科があります。 何が好きなのかというと、「覚えているだけ」「知っているだけ」というレベルの知識では解けない、子どもたちによく考えさせ
サピックス生は、四谷大塚の合不合判定テストを午後に受けるべきか?
先週末に四谷大塚の合不合判定テストと、サピックスの合否判定テストが実施されました。 昨年までは、サピックスの生徒は四谷大塚の合不合判定テストを受けていたのですが、今年度から自前のテストを受けることになりました。 今回は、午前中にサ
過去問題は、いつから解き始めればよいのか
夏前あたりから、「受験校の過去問題はいつから解き始めたらよいのか?」というご質問が増えてきます。 首都圏や大阪圏のように、私立中学がしのぎを削っているエリアでは、学力の輪切りが進んでいます。 偏差値50?55までの子供は、第1志望
サピックス小5国語勉強法
今回は、国語の話を中心に書いていきたいと思います。 サピックスの国語テキストはAテキストとBテキストの二種類です。 Aテキストは、語句と短い文章による問題。 Bテキストは、読解と記述を扱っています。 算数と比較して国語はやや手薄な印象を持つ保護者もいらっしゃいますが、Bテキストを見るとそうとも言
サピックス小6算数
算数がなかなか伸びないと悩んでいらっしゃる方へ。 頭の出来が良いのに、成績が不安定なお子さんがサピックスに多いような気がします。 そんなことまですぐに連想できるんだと感心するほどスピーディーな思考が出来るお子さんの中に、こんなに易しい問題をな
サピックス小5基礎トレの使い方
算数が、約数・公約数の範囲に入りました。この単元は、次週の倍数・公倍数と共に分数を理解するための大切な単元です。 ところで、サピックスの分数計算に使われるのはたった2週です。日能研が5週間、四谷大塚が3週間であることを考えると異例な短さです。言い換えれば、 「分数計算ぐらいは自分で勉強して、もう出来