■宿題が回らない9月

夏休みも終盤ですね。

この時期、多くの親御さんから同じようなご質問、ご相談を受けます。

それは「夏期講習って何だったんでしょう・・・」というもの。
大量の宿題をこなした割には、力がついた気がしないとか、結局たくさん「消化不良」のものが残ってしまったというご相談です。

そうはならないようにと臨んだ夏、それでもフタを開けてみれば「追われるように過ごしているうちに終わった」と感じている親御さんは多いと思います。
先日も「夏期講習の途中でモチベーションが下がってしまい、やれなかったことがたくさん残っているのですが、やるべきでしょうか?」というご相談をいただいたのですが、必ずしも全部こなさなくてもいいと考えています。

「やれなかった」「できなかった」という思いをもって8月を終わってしまうと、2学期にお子さん、親御さんにかかってくるフラストレーションがかなり大きくなってしまうからです。

運動会や音楽会、学芸会や社会見学など学校行事が目白押しなのが、2学期です。
運動会などは当日もそうですが、準備が大変です。
お子さんも相当体力を奪われます。

ただでさえ「宿題がまわらない」となりがちな2学期に、8月にやれなかったことを持ち込むより、むしろ一旦「ご破算」にして9月を迎えるというのも一つの方法です。

■セミナーを行いました

8月24日(金)は横浜、そして25日(土)は新宿でセミナーに登壇させていただきました。
24日は個別指導教室のSS-1の横浜校開校記念、そして25日は日経新聞主催ということで、場所は違えど今のお母さんたちの興味は9月からの学習法。

特に6年生は「インプット中心の学習」から「アウトプット中心の学習」に変えていくというのが秋からの大きなテーマです。
どんどん問題を解き、自分に足りなかったものや抜け漏れを発見して補充していく学習。
基礎学力はじゅうぶんついたという前提で、どんどん授業が進められます。

特に日曜に行われる志望校別特訓では、この傾向が強い授業になります。
これまでのような「習う⇒復習⇒宿題」という順が「演習⇒確認⇒知識や学力の補充」という順に変わるということです。
あやふやだったり不安のある単元は、この授業と並行して「穴埋め」していかなければなりませんね。

祝日や都民・県民の日、学校の創立記念日など、使える休日のチェックも大切です。

6年生がこれからつけていかなければならないのは、得点力だというお話は、どちらのセミナーでもさせていただきました。

さて、6年生はここからが本当の勝負どころ。
気を引き締めていきましょう。

■関西で座談会を行います

夏の終わり、メルマガ会員の方たちからのご相談として多いのが、以下のようなことです。

・宿題に追われてばかりで、夏の勉強が身についた気がしません
・夏の途中ですっかりやる気を無くしてしまいました・・・
・平常授業と夏期講習の両方があって、すごく大変でした!
・復習と聞いていたのですが、進むのが早くてよくわからなかったようです。。。
・途中途中のテストでは結果が出ていたのですが、すぐに忘れるのではと心配です

夏期講習期間中も平常授業が続くというパターンは、混乱するお子さんが続出しかねない量の宿題になります。
また、これまでの復習という内容であっても、ふだんは週あたり1つの単元しか進まないところが、夏は3つ、4つと進み、どうしても宿題に追われます。
そんなこともあり、意外に(?)夏の成果を感じられないという方が多いのです。

だから今回は、9月を機に勉強のしかたを変え、確実にお子さんに結果を出させてあげたいと強く思っておられる方を対象としました。
関西の方、よければご参加ください。

===座談会概要===

対象:中学受験を目指す5年生までのお子さんのお父さん・お母さん
日時:2018年9月6日(木) 13時〜14時30分
場所:イオンコンパス大阪駅前会議室(大阪駅前第2ビル15階)
定員:8名(先着)
参加費:5000円/1名
相談員:名門指導会のプロ家庭教師・西村則康・辻義夫
持ち物:お子さんの過去3ヶ月分の大テスト(公開テスト・実力テストなど)の成績結果・問題・ご本人の答案、計算用紙など一式
    お子さんがふだん使っている塾のノートなど

詳しくは: https://zadankaiw-3.peatix.com
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