■灘に合格するための説明会
6月27日、28日は関西でした。
27日(火)は定期的に行っている家庭教師「名門指導会」の勉強会、そして28日(水)は名門指導会と、私が主任相談員を務めさせていただいている中学受験ポータルサイト「中学受験情報局 賢い塾の使い方」との共催のセミナーでした。
今回のセミナーは「灘中に入るには、どんな算数の勉強をしておけばいいか」という切り口です。
関西で(全国でもですが)最難関中学校というと、開成などとともにまず名前があがるのが灘中学校。
2日間の日程で行われる入試の形式や出題傾向も独特ですね。
今回は名門指導会の関西統括であり、算数のスペシャリストでもある、都関靖治氏とお話をさせていただいたのですが、さすがに関西の最難関中に毎年多くの合格者を輩出している都関氏。
塾ごとの最難関中対応講座の必要性など、詳しく話を聞くことができました。
■  国語が難しい首都圏、算数偏重の関西
よく「算数は関西が難しく、国語は首都圏」と言われますが全くその通りで、関西の最難関中の算数の問題は本当に難しい。
そしてその算数で勝負がついてしまうところがあります。
浜学園を例にとれば、最上位クラス(Vクラス)の子たちのほとんどが「最高レベル特訓」と呼ばれるオプション講座を受講し、平常授業とは別に算数の問題を大問で週あたり32問演習(5年生の場合)することになります(そのうち8問は難問)。
この5年生の最高レベル特訓算数をきちんと習得してしまえば、御三家の算数の入試問題を解く上で困ったことはない状態、といってもいいほどです。
私も関西で教えていた時期がありました。東京で教えていたのですが、両親の体調の問題などもあり、拠点を関西に移した時期があったのです。
東京から関西の塾に移籍したとき、算数に関しては何度も鼻っ柱を折られた思い出があります。
当時、浜学園で最難関コースを担当していた先生からいろいろ教えてもらい、算数という科目の奥深さに改めて感心したものです。
■ 関西でもイベントを行っていきます
普段はどうしても首都圏でのセミナーやイベントが多く、「関西でも開催してほしい」という声を多く頂戴するのですが、久しぶりの関西でのセミナー、みなさん真剣にメモなどとっておられました。
ありがとうございました。
5月から6月にかけては、東京で「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で主任相談員としてご一緒している先生方が講師を務める授業のイベントがありました。
5月20日には前田昌宏先生が講師として登場、計算の工夫や問題読み取りの技術など、私は当日の記録動画で見たのですが、あらためて「なるほど」と思わせてもらえるものでした。
イベントのレポートは「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」で順次公開されていくようなので、みなさん楽しみにお待ちください。
同じようなイベントやセミナーを、できれば関西でもどんどんやっていきたいと考えています。
関西の皆さまも、イベント開催時にはぜひご参加ください。
お目にかかれる機会があるかもしれませんね。
楽しみにしています。
(算数・国語・理科のイベント講座の概要をまとめた記事が公開されているようです。よかったら見てみてください)