■とにかく6年生の夏は体力勝負!?
 
8月に入りました。
 
今年は梅雨明けが遅く、なかなか気温が上がり切らない日が多かった7月でしたが、本格的に暑い日が多くなってきました。夏期講習も始まり、早い時間から塾に行く生活に入ったお子さんも多いと思います。
 
夏をうまく乗り切るキーワードは「復習」「体調管理」「モチベーション」です。
いずれに関してもいろんなところで述べているのですが、前回のコラムで「復習」に関しては詳しくお話ししましたので、今回は「体調管理」と「モチベーション」に関してです。
 
夏期講習に通う受験生は、思った以上に体力を使います。夏期講習で拘束される時間が1日あたり5〜6時間。数日間これが続き、1日のお休み。そしてまた数日の通塾。これが何度か繰り返されます。
 
塾に着くまではじっとりと汗をかき、塾の教室はエアコンで冷えています。この温度差だけでもかなり子どもの体調に影響を与えます。朝から夜まで室内にいる講師や塾のスタッフは、そういったことに割と鈍感です。1枚上にはおるものを持って行かせておられる方も多いのではないでしょうか。
 
とにかく6年生の夏は体力勝負という面があります。少しでも学習に集中できるよう、側方支援も大変ですが、がんばりましょう。
 
 
■8月初旬の段階で学習の見直しを
 
7月が終わった今くらいの段階で、一度夏の過ごし方を見なおして見る機会をとるのもよいかもしれません。ターム中に復習、宿題のサイクルはうまく回ったでしょうか。消化不良感が残った単元はあったでしょうか。
 
そのような単元、ないに越したことはないのですが、もしもあったなら、あったということをしっかり把握しておけばいいんです。そして、それをいつ解決するかということを考えておけばいいですね。とにかく子どもは毎日のことで手一杯だと思います。ある程度親が理解度や進捗を把握し、スケジュールを立ててあげるのが現実的です。
 
毎日のお弁当に送り迎え、そして学習の進捗確認とそのフォローの段取りと、実は受験生であるお子さん以上にお母さんが大変だと思います。お母さんの体調も、とても大切ですね。
 
夏休み前半の学習の進み具合が思ったよりうまくいっていないなら、お盆や8月末の使い方が重要になってきます。サピックスの6年生は8月の終わりに「夏期集中志望校錬成特訓」という講座があります。この講座、もしも夏の「積み残し」が多いと感じるなら、受講を見合わせるのがいいかもしれません。講習がうまく回っている子を念頭に作られているからです。
 
お盆期間の時間の使い方も、そろそろ現実的に考えられるようになってきたかもしれません。つまり「やりたいこと」が出てきたということです。6年生は夏が終わるといよいよ受験対策一色です。夏に1つでも「できるようになったこと」「乗り越えたこと」を作っておきたいですね。
 
 
■モチベーションを持続させ、そして9月へ
 
お母さんから見ると「まだまだ」かもしれませんが、お子さんたちは「けっこう大変だ」と思いつつがんばっています。1日の終りは、お子さんに対しても、ご自身に対しても、ねぎらいで締めくくりたいものです。
 
6年生とはいっても、やはり息抜きも必要です。ちょっとしたお出かけの機会や遊びの時間などもバランスよくとってやりたいですね。
 
サピックスは8月からマンスリーテストが範囲のないものになります。このテストでうまく結果を出すのが、秋からの勉強に弾みをつけ、モチベーションを高く保つポイントです。四谷大塚、日能研ならタームごとに数回行われるテストで結果を出すのが、直近の目標となります。 そして9月の「合不合判定テスト」「合格判定テスト」ですね。
 
夏は「天王山」と言われますが、9月からの受験対策期間の準備期間とも言えます。上手く過ごしていきましょう。