運動会の代休で、月曜にお子さんが家にいるご家庭も多いのではないでしょうか。6月は祝日がないので、こういった休日の使い方は重要です。

 
ゴールデンウイークにしっかり復習、弱点補強ができていれば、そうたくさん課題と感じることがないかもしれませんが、なかなかそうはいかないかもしれませんね。
 
日能研の6年生は昨日5月31日に志望校選定模試がありました。またサピックスでは6月7日に志望校判定サピックスオープンがありますね。
 
これらのテストでは、志望校への合格可能性を知ることができるのですが、それのみに振り回されないようにしたいものです。テストは現状の成績を知る手がかりになると同時に、今できること、できないことを把握するツールとしても使っていただきたいのです。
 
出題分野表と正答率表は、大きなテストの返却時には必ずついてくるはずです。それらを利用し、今できないことのうち、「ちょっとがんばればできるようになりそう」なことを探すのです。
 
「ちょっとがんばればできるようになりそう」な問題を特定する方法として、私が常々お伝えしている「◯△☓学習法」が役に立ちます。テストを受けて帰ってきたお子さんに、問題それぞれの印象を聞いて書き留めておくのです。
 
◯・・・簡単だった
△・・・ちょっと自信ない
☓・・・わからなかった
 
こうやって分類しておき、△だった問題で間違ったものを最重要問題として復習するのです。もちろん正答率の高い問題からです。そしてその問題と同じ単元の問題を問題集などで解いておけば安心です。
 
夏までに、1つでも2つでもこのようなことを積み重ねることができれば、夏の学習は実り多いものになります。ぜひ試してみてください。