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今年は10月になっても暑い日が続きますね。まだ台風も発生しているようです。

さて、5年生では、既に6年生になった時のクラスや日曜志望校別特訓のコースの資格取得に向けて準備を

始めておられるお子様も少なくないでしょう。

特に希学園では11月から1月までの3ヶ月の成績が次年度のスタート位置を決めるので、

多くのお子様が受験生モードに入っているようです。

その中で、近年は希学園について「志別のコースを外れると受験できないのか」

「5年生でも大変なのに6年生ではやっていけるのか。」といったご相談が増えています。

今回はその希学園に関するお話をしましょう。

 

・希学園は6年生のなってからの塾?
近年、希学園の4年生、5年生の生徒数は減少傾向にあります。

もともと、日能研や浜学園に比べると低学年の生徒数は多くはありません。

高学年になってから、希学園に移って受験準備を始める方が多いようです。

しかし、希学園のような厳しいカリキュラムの塾では、その環境について行くための準備期間を十分に確保したいものです。

希学園で成功するためには、3年生、4年生からの参加が好ましいですね。

 

・希学園の魅力は?

主力講師が数人、他塾へ移籍しました。この点にご不安をお持ちの方も多いことでしょう。
しかし、講師の層が厚いことや塾として受験のノウハウを知り尽くしていることから、

まだまだ難関校受験を進める際のペースメーカーとしての役割は十分に果たせそうです。

また、きめ細かな宿題管理のシステム(=宿プリ)などは、とても魅力的です。

希学園に求める事柄を明確にして、上手く使うことができるとしっかりと役立つ塾ですよ。

上手く使うためには、塾とは違ったチャンネルで塾情報、受験情報やお子様の状況を知っておくことが求められます。

名門指導会では、そんなご要望にお応え出来る先生と共に受験を進めていただくことを目指しています。

・希学園の講座は?

本科に当たるベーシックP、Cコースが希学園の主力講座です。

学習内容が楽なCコースでも、5年内容でも受験が出来るくらい高いレベルの学習を行います。

内容の軽いL(ライト)コースはエリート集団を謳う希学園の得意とするところではないようです。

六甲中、帝塚山中、明星中などの難関校受験をお考えのお子様にとっては、ベーシックCコースでも必要以上に難度の高い問題が含まれてい

るので、優先順位をつけて宿題に取り組むことが求められます。

灘中、洛南中、東大寺中といった最難関中学受験を目指すお子様には最高レベル演習があります。

この講座で気をつけていただきたいことは、ベーシックコースが無理なく消化出来て、

なおかつ時間に余裕があることが受講の条件となることです。

「志望校の偏差値が高いから、難しい内容の授業を取らなければ!」との思いで、

お子様の現状を無視して受講すると、ベーシックまで成績が下がってしまうなんてことも往々にして起こっているのです。

ただし、講義内容は受験に必要な知識の大半を網羅しており、魅力的であることには違いありません。

お子様ご自身ともよく相談をして受講してくださいね。

また、5年生のお子様は、来年2月に開講される日曜志望校別特訓も気になるとろです。

2月の段階で希望するコースに参加する資格を持っていると安心ですね。

 

でも、もし資格が取れていなかったら?・・・ダメなの?

心配ありません。希学園のライバルとも言える浜学園では志望校別特訓が始まるのが7月、

志望校ごとのコースに分かれるのは9月からです。そして希学園に勝る結果を残しているのですから。

でも、夏休み明けには希望するコースに参加できるように準備してくださいね。

いま、どんな準備が最も効果的なのかは受験のプロに相談してください。

・これからのテスト

10月にはプレ星光・洛星・六甲・西大和入試、プレ神戸女学院・四天王寺入試が、

11月にはプレ灘・甲陽・東大寺・洛南入試が、12月には志望校判定模試(4年生は実力判定テスト)が実施されます。

プレ入試は腕試しとして受けてみると良いでしょう。

 

今の成績が入試本番の順位ではない事をお忘れなく。

また、5年生は今後の公開テストの結果が6年生2月から始まる志望校別特訓の参加コース資格の判定基準となります。

しかも希学園の場合、資格基準が3ヶ月の成績の平均値となるために1回たりともミスが出来ないので、

お子様方の精神的負担は計り知れません。今から心の準備、テストの準備が必要です。

 

さて、希学園はかなり厳しいですが、それだけにご家庭だけでは解決できない問題が勃発する可能性があります。

お子様がストライキをおこしたり、先生との相性が上手く合わなくて辛い思いをしたり、毎年いろいろなご相談が寄せられます。

お子様主体の受験を考えるとき、塾だけでは解決できない事がある様なのです。そんな場面に遭遇してしまったら、

ぜひ名門指導会へお問い合わせください。

(都関)