2学期が始まり、運動会の練習や課外活動で疲れのでやすい季節です。

今年の夏は例年以上に暑かったので、気をつけてくださいね。

この時期のご相談で特に多いのは、勉強時間が短くなったことへの不安です。

夏休みには、受験学年ともなれば1日に12時間以上の勉強をしていたことでしょう。

2学期は学校行事も多く、余計に勉強時間が短くなった、集中できていないと感じることが多いようです。

今回は、受験生の秋の学校行事や塾イベントとの付き合い方についてお話しましょう。
 

・勉強時間は短くなった?

夏休みの勉強時間に比べると短くなっているでしょう。

2学期が始まり、午後まで拘束されていますから当然ですね。

でも、夏休み前と比べると短くはないのですよね。

運動会などの学校行事が目白押しとなる季節ですから、お子様の疲れも尋常ではありません。

集中力も1学期と比べると低下していると想定できます。

それで余計にお母様の目には、とてもやる気があるようには見えなくなるわけです。
 

・秋は眠い!

運動会や音楽会の練習で疲れているのに、休み時間はめいっぱい遊んで帰ってくる。

特に男のお子様には多いようです。悩みの種ですよね。

帰宅するとすぐに眠たがる。勉強を始めると船を漕ぎ出す。

そんなご相談があとを立ちません。

その時のお返事は、決まって「眠いんだから寝かせましょう。」です。

15分~20分の仮眠を取らせてあげてください。

20分以上寝たり、横になったりすると本気で寝てしまうので要注意です。ソファーに腰掛けたままが理想的ですね。
 

・塾イベントも盛りだくさん

9月からは受験を意識して祝日を使ったイベントなども目白押しです。

これを取り続けるとなおさら家庭学習の時間は削られてしまい、宿題すら回らなくなってしまうこともあるようです。

私の選択の基準は、「授業中心のイベントは不要、テストイベントは参加」というものです。

テストは、テストでの得点力をあげるためや、自分がいる位置を確かめるために、受験すること自体に意味があります。

ところが授業イベントは単発のやり切りが多く、余程の目的意識がない限り1回限りの授業で身につくものは期待できません。
 

・秋からの塾の使い方

受験生はいよいよ受験校の絞込みが始まり、緊張感が増してくる時期ともいえます。

もう一度ここで塾の使い方を見直してみましょう。

1学期とは講座の持つ役割が変わってきているはずです。

本科や平常と呼ばれる講座の学習内容は、復習になっていませんか?

新しいことを学ぶ時期は終わっているはずです。

浜学園の算数だけは、単元学習が進みますが、10月以降に残っているのは立体図形、場合の数と言った単元で、最難関校向けの内容になっ

ています。

内容面では科目や単元を選んでお休みをしても問題ありません。

過去問を解く時間、体や頭を休める時間を作りませんか。

体力的に厳しい9月、10月。厳しい夏期講習会も終わりついつい気持ちも緩みがちです。

だからこそ学習精度を落とさず、むしろ上げていく工夫が求められるのですね。

お子様ごとの対応には十分注意してください。これまでの学習履歴や生活環境によって、工夫の仕方も変わるからです。

効果的な具体策を見つけるのにお困りの場合は、今すぐ名門指導会へお問い合わせ下さい。

大切なお子様が最後のひと踏ん張りを見せてくれるようなプランを一緒に考えませんか。