月: 2013年6月

灘中合格に向けて(part1)関西限定版

6月になり、各塾とも成績表に志望校合格の可能性が記載される模試が出揃いました。

これに伴い、ご相談も志望校合格や、志望校別コースに入るための具体的な学習方法についての内容が多くなっています。

特に、最難関校を目指していらっしゃるお子様を持つお母様からは熱のこもった質問を頂戴することが多いようです。

さて、今回は灘中合格に向けて、いましておきたいことをお話しましょう。

まずは、各塾の様子からです。

・浜学園

浜学園では後期志望個校別特訓として、9月からM灘コースの授業が開講されます。

当面の目標は、この講座に参加することです。

そのためには資格が必要となりますが、他の最難関コースが一律、偏差値56を参加資格にしている中、M灘コースのみ

偏差値63を求められます。

公開テスト以外にも、合否判定テストや、灘中オープンの結果でもM灘コース参加資格を得ることが出来るので注意が必要です。

 

浜学園の場合は、どれか1つでもハードルを越えることで参加資格を得ることが出来るので、

目標を絞り込んで資格偏差値を取りに行く作戦も有効でしょう。

また、浜学園の算数に関しては11月まで続く平常授業の内容がとても重要です。

特に灘中入試に頻出する「立体図形」や「場合の数」と言った単元の学習を10月、11月に行うことになります。

これははずせません。もし、何か講座を休んで自学時間を作るならば、最高レベル特訓(算、国とも)をはずすべきでしょうね。

 

9月以降は灘中過去問を扱う講座もありますが、数多くの問題を消化できるわけでは無いために必須講座とはいえません。

むしろご自身で過去問を解く時間に当てるのが効果的です。

過去問を解いた結果を生かす環境づくりを考えてあげてください。

なお、灘中オープンの結果は、B判定上位を目指してください。お正月のプレ灘模試で60位までに入っていれば安心ですね。

 


・日能研

日能研灘特クラスは、関西順位100位程度を目安に維持できますが、日能研関西からの灘中合格者数が30名程度であること考えると、

9月には関西順位50位程度はとっておきたいですね。

日能研では、入研と呼ばれる過去問演習の時間が十分に確保されています。

これを上手く役立たせるためには履歴を残すことが大切です。


何年度の問題は解き終わっていて、どの程度得点できたのかを把握しておきましょう。

と言うのは、11月以降に入研とは別途、かなり多くの年数の過去問(しかも2巡)を宿題として言い渡されるからです。

このときに重複してすべきか、すべきで無いかはお子様によって代わりますが、履歴があれば目安にして、目標の設定が可能です。

灘特クラスと特化された集団だけに、特にオプション授業も無く優先順位をつける煩雑さが無いものの、視点を変えると捨てるものが無く、

独自の勉強がしにくい塾ともいえます。

これまでの日能研の灘中合格者には本科教室をお休みして、時間確保をしていらっしゃるケースがありました。

日能研では6年生で灘中入試フォーマットによる模試、灘中トライアルが実施されますが、ここでの順位は最終20位を目指しましょう。

夏休みには50位でも可能性は十分にあります。

日能研では、

「灘特クラスに在籍しているから大丈夫」

とは言えないところが注意点です。

公開されている灘中合格者数のうち、日能研関西からの合格は約半数と考えておきましょう。

 

次回は、希学園と馬渕教室についてお話しします。

(都関)

 

暗記したことをすぐに忘れてしまう part1

受験勉強には暗記すべきことが数多くあります。
考える教科であるはずの算数にも覚えることは無数にあります。
そして、社会や理科は知識量が勝敗を分けると言っても良いでしょう。

ところが、一生懸命に覚えているのにテストの時に思い出せない。覚えたはずのことが短期間のうちに抜けてしまう。
このような相談が寄せられています。
これらの原因は、ほとんどの場合覚え方にあります。

忘れてしまうことは結果としての症状であって、
「忘れてしまうような覚え方をしている」ことが原因なのです。

・文章の中で覚える

知識同士のつながりの中で覚えたことは、なかなか忘れません。
そして、テストで使える知識として定着します。
別の言い方をすれば、文章の中で覚えた重要語句は忘れにくいということなのです。

過去にご相談があった例ですが、「冬の気圧配置は西高東低」を覚えるときに、
テキストの□囲みが、西高東低だったために、
西高東低・西高東低・・・と何度も発声し何度も書いて覚ていました。
ところが、西高東低の気圧配置になる季節は?と聞くと答えられないのです。

「AならばBだ」とか「AはBだ」を覚えるときに、BBBBBBと何度も言って書くという
学習になっていることが原因の一つです。

日能研のメモリーチェックでもサピックスのコアプラスでも、
赤字だけを覚えるような方法は是非避けるように言ってあげてください。

・図を上手に使う。

子供の多くは、言語情報を覚えるよりも画像情報を記憶することが得意です。
また、言語情報を暗記するときに画像情報を付け加えると忘れにくくなります。
前出の「西高東低」にしても、なぜそうなるのかを日本列島を中心とした
東アジアでの冬の大気の動きを地図の中で説明し、理解させた場合は
ぐっと忘れにくくなります。
もし忘れても、高気圧がシベリアの西にあり低気圧は東の太平洋上にあることが
思い出せますから、「西高東低」の語句そのものを忘れてしまっても
大丈夫だということになります。

・学習の順序を見直す。

理科や社会の成績が振るわない最も多い原因は、
「覚える前に問題を解こうとし、わからない語句が多いので、
その語句をはじめの解説から探して記入する」
という学習法にあります。

まず、その単元の説明を隅から隅まで読む。
そのときにはそのページにある絵や写真を凝視し、またその説明も漏らさずに読む。
その後、覚えるべき語句や内容の部分に蛍光ペンで線を引き、覚える。

この40分から50分程度の文章中の重要語句の意味の位置を確認し覚えてから、
問題を解いて欲しいのです。

問題を説く意味は、「ちゃんと覚えたかどうかの確認」です。
覚える前に問題を解いてもあまり効果はありません。

・語呂合わせを上手に使う。

知識同士のつながりや意味のつながりが無いものを覚えるときには、
語呂合わせが有効です。

それもお仕着せのものでは無く自分で使ったものが覚えやすいようです。
また、おもしろいもの刺激的なものが効果的です。

たとえば、BTBの色の変化は、黄色、緑、青の順です。これを「君アホ」と教えたところ、全員が完璧に覚えてくれました。

「君」と言いながらその子を見て、その後に「アホ」と言ったものですから、決して子供をけなさない私の授業に慣れている子供達は、はじめは何が起きたか
わからなかったようです。
直後に、BTBの語呂合わせであることを知らせると、ほっとした表情が現れ
笑顔が戻ります。

ちょっと意地が悪い語呂合わせですが、刺激の強い語呂合わせは忘れにくい例
として書いてみました。

次回は、忘れにくい覚え方の他の例をお知らせします。

関西 浜・希・日能研の テスト対策 (関西限定)


今年は早い梅雨入りでしたが、このところのお天気はまるで空梅雨ですね。

急な気温の変化もあり、体調を崩してしまうお子様(お母様も!)もいらっしゃいます。

長い夏休みを前に、体調には十分気をつけてくださいね。

さて、以前このブログで、公開テストに有効な対策を別の機会にお伝えすると書きました。

今回はその話題にしましょう。

相談でお伺いしていると暗記分野は、テスト準備のイメージがしやすいようですが、

算数などは何をしようか迷ってしまう方も、多いようですね。

そこで、浜学園、希学園、日能研などの大手進学塾の公開テスト算数対策についてお話ししますね。

もちろん他塾のテストでも同様に効果的です。

・教科内容か得点技術か


公開テストの対策を考える時、私は大きく2つのパターンに分けることにしています。

一つは、皆さんもイメージされる教科内容の補強的な対策です。

もう一つは、テスト現場での得点技術の強化、即ちミスを減らして得点力を上げるための準備です。

返却後のテストを直してみると、すぐに正解の出る問題がありませんか?

この手のミスでお困りのご相談件数は例年多数を占めます。

しかも、中には100点満点中の20点分を超えるなんてこともあります。

このような失点のうち半分も取り戻せたら・・・。と言った思いを実現するためのテスト対策をお知らせしましょう。

・時間配分、間違っていませんか?


お子様方の受験現場を拝見していて、いつも気になることがあります。

それは、難しい問題に時間をかけていることです。そして残念ながら、解答に至らない場合も少なくないのです。

しかも、後半の難問に時間を使うために前半を猛スピードで解き進めています。

この受験の仕方では、本来正解できるところでミスをしてしまいがちです。前半の全体正答率の高い問題で失点を繰り返す場合には、

この姿勢で受験していることが想定できます。

塾の先生方にテストの分析をお願いすると、「テストでの時間配分が・・・。」とお返事されますよね。

一問、一問にかける時間を「何を判断基準に、どのように配分すれば良いのか」まで具体的なお話がない場合が多いようですが、

テストの中には優先して時間をかける問題と、できる限り時間をかけない問題が存在して、その見極めによって時間の配分が決まると

思ってください。

・ミスを減らす対策とは?


塾でテストのミス対策を相談すると、「本人の気持ち次第」と言った精神論で終わってしまったご経験はありませんか?

しかし、精神的成長を待たなければ実現しないとも言えるこの方法では、いつまで待てば良いのかわかりません。

即効性を求めるならば、具体的手法への落とし込みが必要です。

一口にミスと言っても,読み違い、読み飛ばし、計算間違いなどパターンはいろいろです。

対策手法を決めるために、どんなミスを数多くしているのか検証が必要です。

お子様が起こしがちなミスのパターンがわかれば、その対処法を考えましょう。

例えば、兄と弟など求められる対象の取り違えが多い場合には、「解答欄に答えを書きこむ時に設問に下線部を引く。」というように、

対処法は出来るだけ具体的な作業にしてください。

このように、できる問題にこそ時間をかけて取り組んでみてください。

・繰り返しが必要


対処法が見つかっても、まだ安心はできません。

お子様がテストの現場で実践してくれなければ役立たないのですから。

そこで、普段宿題をする時から同じ作業を繰り返し実践するようにしておくことが大切ですね。

お子様が「これをすればいいんだ」と理解しやすいように、出来たら褒めてあげるなどの工夫もあると良いでしょう。

また、テスト直前の実践だけでは大きな効果は期待出来ません。

日常的に訓練を繰り返すことが大切なのですね。

・浜学園6年公開テストについて


一般的に、模試であれ、入試であれ算数のテストは若い番号の問題ほど難度が低い傾向があります。

しかし、浜学園の6年公開テストだけはそうとも限らないようです。

特に2月から5月の公開テストは、ここ数年、大問2番(小問集)でもかなり正答率の低い難問が複数出題されています。

そのため、平均点も40点を割るほど低いのです。

ですから、解く問題を選んで取り組む技術と習慣が求められるのです。

よーく気をつけてくださいね。

問題選択の技術については、次回お話しすることにしましょう。

集団塾のプレッシャーに参っている。(part3)

今回は、「集団塾のプレッシャーに参っている」の3回目です。

 

3 演習時間もテスト時間も短く、いつもあたふたしてしまう。
 

 進学塾の授業スピードは、小学校のそれより格段に速いのです。

しかも上位クラスになるほど速くなります。講師がしゃべるスピード、板書のスピード共に速くなっています。

「今から10分でこの2問を解いて!」と授業中に指示されることも多いと思いますが、この制限時間が極端に短いことは珍しくありません。

そして、各塾のテストの制限時間は、問題数や問題レベルを考慮すると入試本番よりも短いことがほとんどです。

スピードアップは、入試で合格点をとるための必須条件ですから、各塾でスピードアップのための訓練がなされているといえます。

ただ、いつもいつもせかされていると、子供によってはいろいろな弊害が現れてきます。

・問題文をちゃんと読まない。

・雑な計算をしてしまう。

・図や式を省く。 ・直感的な解き方をしてしまう。

などなど、学力アップを妨げる行動が目に付くようになります。

このようなときには、速く解くべき場面と、じっくりと解く場面を分けることが大切です。スピードアップの訓練は必要ですし、

しっかりと頭を使って解く訓練も大切だからです。

あたふた学習の弊害が強く表れている場合は、しっかりと頭を使って解く場面を増やしていくようなきめ細かい対策が有効です。

「うちの子ミスが多くて・・・」「家で解かせると解けるのに、テストでは間違いばかり・・・」

の多くの原因は、このあたふた学習です。  

 

4 成績が上がらないのは、自分の努力が足りないからだという自己反省の袋小路に落ち込む。

子供は「過程を評価される社会」で生きていて、大人は「結果で評価される社会」で生きているととらえることが出来ると思います。

「目的に向かって努力をする事はすばらしいことだ」ということを理解し、それに向けて頑張ることが出来る子供になってもらうために、

子供の時期に努力が評価される環境が大切です。

ところが、その評価は努力の量に向けられることが多く、努力の質に向けられることが少ないのです。

「がんばっていてえらいね!」と誉められたことはあっても、「効果的な学習を工夫しようとしているからえらいね!」

とほめられたことはほとんどありません。

大人の目から見て、うちの子は勉強の仕方を工夫しているかどうかを見極めることはほとんど不可能ですよね。

真面目で努力ができる子が、努力をしているにも関わらず成績が下がると、努力が足りなかったと感じがちです。

これはこれで、大切にしたい非常に重要な心の動きです。

自分はできるこのはずだ、そして頑張れる子だという自己肯定感がある証拠です。

  ところが、精神的にも肉体的にもぎりぎりいっぱい頑張っていても成績が下がると同じ心の動きになってしまうことが問題なのです。

勉強をがんばればがんばるほど成績が下がる子を、これまで何人もみてきました。

睡眠時間を削ってまで必死で勉強をしていても、テストの成績が下がってしまうと、

「もっとがんばらないと!」と思ってしまう子が確実にいるのです。

もし、お子さんがそうなら、このように言ってあげてください。

「あなたがものすごく頑張っているのはよくわかっているわ。努力ができる素晴らしい子だといつもおもっているわ。

その努力できる才能は大切にしましょうね。

でもね、頭の良いあなたがそんなに頑張っても成績が上がらないのは、原因が別にあると思うの。

その原因探しをお母さんにも手伝わせてくれる。」


努力をねぎらうことから始めて、能力を認めてから次の段階に進んでほしいのです。  

そして、この延びない原因は

・あたふた学習

・無駄な勉強(繰り返す必要がないほどよくわかっていることを繰り返したり、今は理解できないレベルの問題に時間を使っていたり)

・問題文をしっかりと解釈しないで解始める ・覚える学習と理解する学習を混同している

などなど。 子供一人一人大きく異なります。

信頼できる第3者が身近にいらっしゃる場合は、是非協力をあおいでください。 そうでないときは、私たちがお役に立てるかもしれません。

 

志望校別特訓の参加資格を得るために必要なこと part2(関西版)

今回は、日能研(関西)と馬渕教室の夏期講習についてお話ししていきましょう。

日能研編

・所属コースによる学習時間の差

日能研では所属するコースにより、夏期講習の授業時間数も学習内容も異なります。

お子様の所属するコースの講習内容を確かめて、夏休みに実行する家庭学習内容を決めたいですね。

6年生の灘特生の場合、夏期講習会にすべて参加すればほぼ自学時間は取れないと考えておくべきでしょう。

                                                               
 

・復習に適したテキストを生かす

日能研の講習会テキストには、復習テキストとしてのまとまりの良さに定評があります。

最低限の学習内容が網羅され、必要な演習量が確保されているためです。

しかし、ただ参加しているだけでは弱点の確認にしかなりません。

弱点強化を実現するには、事前準備が必要です。
 

・講習の事前準備

夏期講習会を実りあるものもするための秘訣は事前準備です。

夏期講習会の内容は1学期の復習です。そこで、1学期に受けたカリテを精査しておきます。

どの問題が解けなかったを確認しておき、講習会テキストが手元に届いた時に照らし合わせてチェックしておいてください。

以前のカリテで解けなかった問題を解けるようにすることを目標に授業を受けることで、メリハリがつき集中力を高めることができるのです。

そして、今回は解けるようになれば成功です。
 

・オプション授業の選択

日能研では、夏期講習会の前後にあたる時期に短期実力養成講座があります。

この講座は、カリキュラム、ネーミングが魅力的なのですが、例えば5年生では割合、平面図形、天体をそれぞれ1回で消化するものです。

とても大切な単元なので魅力的なのですが、実はどの単元も1回の授業で完結できるものではありません。

むしろ、ご自身でこれまでのカリテでで解けなかった問題を解けるようにじっくりと勉強する方が効果的でしょう。

 

馬渕教室編

・他塾とは異なる内容

夏期講習会の学習内容として1学期の復習をする塾が多い中、馬渕教室は平常の本科授業を進めていきます。

普段より進度が早いので、注意が必要です。

また、このため他塾が実践しているスパイラル学習(既習範囲の繰り返し学習)の機会が少なくなっています。

長期休暇中に今までの抜け落ちを拾い上げる予定のお子様は、独自に休暇中の学習プランが必要になります。
 

・ターム制の功罪

馬渕教室の夏期講習会は、ターム制をとっています。

夏休みを5つのタームに区切り、学習を進めて行くものです。

低学年では、塾のある期間とない期間が明確に別れており、日程上は独自の学習プランやご家庭での予定が組みやすいと言えるでしょう。

しかし、6年生上位コースともなると、すべてのタームで授業やイベントが実施されるために、空き時間がかなり限定されることになります。

よほど上手く予定を組まなければ弱点補強などの独自の学習プランを実践する余裕がないと言えるでしょう。
 

・教室間で異なる対応

また、馬渕教室では自習室の設定などは教室ごとの判断に任されているようです。

受験生のお盆休みの予定も教室によって変わることがあるのです。

「他塾では授業があるのに、うちの子は家にいて大丈夫?」と言った不安も聞かれます。

自分のための勉強ができる絶好のチャンスですが、全てをご家庭でとなると大変ですね。

この期間は、他塾のイベントや個別指導教室などをうまく活用しましょう。
 

・弱点強化の実現

6年生上位コースでは拘束時間が長く、休みの日も限られているために、独自の学習に充てる時間設定についても事前の準備が必要です。

「まとまった時間はどこで取れそうか」など予定の確認をして学習内容とすり合わせをしておきたいですね。

オプションのイベントは、志望校をターゲットとしているテスト以外は外しても問題はありません。

また、その他のお子様では、普段より早いペースの授業進度について行きながら消化できるプランをつくっておくことが大切です。

やはり、その進度を想定しての事前準備が必要になるのです。

                                                                      (都関)
 

集団塾のプレッシャーに参っている。(part2)

集団塾から受けるプレッシャーにはいくつかの種類があります。

1 「こんな問題ができないのか」というような罵倒の言葉を聞いて、萎縮してしまう。

2 こなしきれないと感じるほどの多量の宿題を前に、ストレスを高めてしまう。

3 演習時間もテスト時間も短く、いつもあたふたしてしまう。

4 成績が上がらないのは、自分の努力が足りないからだという自己反省の袋小路に落ち込む。

などなどです。

1 「こんな問題ができないのか」というような罵倒の言葉を聞いて、萎縮してしまう。

「こんな問題ができないのか!」「前にも説明したろ!何を聞いていたんだ!」

罵倒の言葉を聞いてなお、やる気を奮い起こせる子供はほとんどいないと思います。

でも、このような言葉を不用意に投げつける講師はまだまだ多いようです。

 

ある、体育会系の講師が多い大手塾の小5生のお母さんから相談を受けました。

「クラスの宿題をやってこなかった生徒が叱られているのを聞いて、怖がってしまっているのです。

また、質問を持って行った友達が「こんな問題ができないのか」と怒鳴られるのを聞いてしまって、質問できなくなってしまった。」

自分が宿題をしていかなかったわけではないのに、クラスメイトが怒鳴りつけられるのを聞かされるのは、いい迷惑ですね。

その講師にとっては、一人の生徒をスケープゴートにすることで、自分の強制力を高める効果があったことでしょう。

このような事例は、特定の塾に頻出する傾向があります。また、同じ塾でも校舎によって大きく異なるのです。

どうやら、その塾全般に蔓延する講師の気分が基盤となり、指導現場のベテランの言動に触発されてエスカレートするもののようです。
 

この解決方法は、子供が怖がっていることや嫌悪感を持っていることを認めてあげることから始めてください。

「そんな言い方を聞かされたらお母さんだっていや~な気持ちになるわね。」

という会話からはじめてくだい。

「あなたは感受性が鋭いし、クラスメートの心の痛みや恐怖を感じることができたのね。」と、

そのときの子供の気持ちの変化を認めてあげて欲しいのです。

その後は、機会があるごとにクラスの雰囲気を聞いてあげてください。

お母さんは、いつも私の味方なんだと感じてもらうことが大切なのです。軽症の場合はそれだけで解決することもあります。
 

でも、その講師が確信犯的に何度も同じような言動を繰り返す場合はこれだけでは解決しません。

ここで必要になってくるのは、お母さんと塾の先生とのコミュニケーションです。

クラスの責任者や教室の責任者に会って、状況を穏やかに冷静に伝えてみてください。

ほとんどの場合、何らかのアクションが塾内で起こります。
 

それでも、何も解決しなかった場合は、同じ塾内での教室変更や転塾も考える必要があります。

当事者になってしまうと、なかなか冷静な判断ができないものです。

塾の責任者に伝える際の言葉の選び方もそうですし、子供の状況判断も大切です。

そういう時に信頼できる第三者がいれば良いのですが。

まずはご主人と充分に話すことが大切です。そのときはメモをしながら考え方を書き留めておいてください。

会話が堂々巡りにならないようにお願いしますね。

2 こなしきれないと感じるほどの多量の宿題を前に、ストレスを高めてしまう。

子供は、成功の予感があってこそがんばれるものです。

ちょっとがんばればやれそう。少しがんばれば解けそう。もうちょっとがんばれば覚えられそう。

この「もうちょっと」が肝心なのです。


 これが終わっても、あれもこれも残っていていつ終わるか途方に暮れてしまう状態ではやる気のスイッチは入りません。

客観的に見て、うちの子にこなせそうな量であると判断できるときには、学習のプラン作りが有効です。

その日やるべきことだけをピックアップすることです。

「今日はこれだけをやれば、気持ちよく一日を終われそう。」と思える量に限定してあげることです。

そのためには、子供自身が決めた計画だという演出をしながらも、親御さんの上手な手綱さばきが必要になります。

 客観的に見て、「これはどう見ても多すぎる」と感じられたなら、宿題の取捨選択が必要になります。

でも、塾から出された宿題から必要な部分だけを見つけ出すのは、至難の業です。

これこそ熟練した本物のプロの家庭教師の力業が必要ですから、親御さんががんばろうとされることはお勧めできません。

そこで必要になってくるのが、「○△×学習法」です。

これは、「アエラwithキッズ」で特集を組んで頂いたとこもあります。

 

○△×学習法とは、塾の授業中にやる作業と、家に帰ってきてからやる学習に分かれます。

 

(授業中)

塾の授業中に、問題(小問)毎に○△×のどれかをつけます。

○・・・完全にわかって、同じ問題が出たら必ず正解できると感じる問題。

△・・・だいたいわかったが、少し自信がない。

×・・・さっぱりわからない。

(授業後)

家に帰ってきたら、△を中心に学習する。

宿題が、テキストの類題集である場合は、△の類題を宿題から探してやっていく。

△を最優先にして、それが終わって余裕があれば、次は○です。×はやらない方が賢明です。

だって、教えるプロである塾の先生が、あの手この手を使って教えたにも関わらず理解できなかった問題です。

子供一人で考え直して解ける可能性はほとんどありません。

この方法を使う場合も、塾の先生とのコミュニケーションは大切です。

子供なりに真剣にやっていること。それでも全部はできないので、出来る範囲で精一杯やっていること。

この二つを伝え、問題の取捨選択をさせてもらいたいこと。

このような話を聞いてもらえる日頃からのコミュニケーションが大切になります。
 

 

次回は「集団塾のプレッシャーに参っている。」のpart3です。

3 演習時間もテスト時間も短く、いつもあたふたしてしまう。

4 成績が上がらないのは、自分の努力が足りないからだという自己反省の袋小路に落ち込む。

この二点についてお話ししたいと思います。
 

志望校別特訓の参加資格を得るために必要なことのこと(関西版)

 

今回から、名門指導会関西統括責任者の都関先生から、ブログ原稿の提供を受けることができるようになりました。

関西の塾情報やその使い方を思いっきり書いて頂けることになりました。

 

 

6年生のお子様には受験の天王山と言われる夏休みも目前に控えてきました。

各塾でも、夏期講習会に向けての説明会が始まりましたね。

いよいよ志望校へ向けての具体的な準備に目がいき始めたのではありませんか。

今回は、各塾の志望校別特訓についてのお話です。

まず関西の2強となる浜学園と希学園からお話しましょう。日能研や馬渕教室についても別の機会にご紹介しますね。

 

浜学園編

・参加したいのは9月から

浜学園では志望校別特訓のスタートが6年生の7月です。

そして、7月、8月のクラス編成は並行して開講されている夏期講習会と同様に難関、最難関の2つのコースとなります。

上位コースの最難関への参加資格は、第一回合否判定学力テスト、5月、6月の公開学力テストで1回でも偏差値56を超えることです。

注意点は、夏期講習期間と並行しており、体力的に厳しい時期であること。

体力面に不安のあるお子様は、この時期の受講を見送っても良いでしょう。

また、9月以降の資格に不安がある場合も夏休みの間に苦手を克服したり、得意を伸ばしたりする時間を確保するために、

志望校別特訓の受講は9月からという選択もお勧めです。

 

・テキストが難しい最難関コースの選択は慎重に

春期講習会などとは異なり、テキストが難関コースと最難関コースで異なります。

最難関コースのテキスト内容はかなり難しいものとお考え下さい。

灘、甲陽、洛南中など一部の学校に対応したテキストです。

ですから、大阪星光や白陵を目指すお子様には必要な内容とはいえません。

ついつい上位コースへの参加を意識しがちですが、最適な学習環境の検討が大切です。

 

・単独のターゲット校を持つコースは参加しましょう

また、9月以降は志望校ごとのコース編成になりますが、コースへの参加資格は灘中以外の最難関校コースは一律偏差値56となります。

校舎によって設定されるコースが異なるため、普段の受講教室とは違う教室へ通うことを求められることも少なくありません。

しかし、「星光コース」のように単独のターゲット校を持つ志望校別コースへは参加しておきたいものです。

 

・志望校をターゲットとするコースが無い場合

中には、白陵・須磨学園コースなどの合併コースや志望校をターゲットとするコースそのものが無い場合もあります。

「塾ではとにかく参加」を求められることが多いようですが、むしろ志望校の過去問をご自身で解き、対策を進めたほうが良い場合もあります。

この場合には、確実に問題点を解消する環境設定が必要になりますから、時間の使い方や使用テキストについて

受験のプロに相談されるのが良いでしょう。

 

浜学園では、とにかく一回でも偏差値56を越えておくと灘中以外のほぼ全てのコースへの参加が可能です。

しっかりと公開対策をして頑張って下さい。

どんな公開対策をすればいいかって? それはまたの機会にご紹介しますね。

 

希学園編

 

・資格制が復活しました

希学園は、年度当初の方針とは異なり、4月より、志望校別特訓への参加資格が実質自由参加であったガイドラインから、

明確な資格制へ変更されています。

春期、夏期講習会は例年、ベーシックコースに準じたクラス編成となっているのに対し、

志望校別特訓は2月のスタート時から学校別のクラス編成となっています。

 

・志望コースへの参加は9月でも間に合います

希望するコースへの参加時期ですが、浜学園のコース開講時期を考えると9月でも遅くはありません。

目先の資格到達に振り回されず9月を見据え、夏休みを有意義に過ごせる中期的な学習計画を立てることが大切ですね。

 

・あせらず最適な学習目標を

志望校別特訓への参加が資格制になったことで、よりいっそう公開テストの成績の重要度が上がりました。

目標設定がはっきりして学習への張り合いが充実する一方で、目先の得点を意識しなければならず長期的な学習予定が

立てにくくなってしまうことが注意点といえるでしょう。

現時点では、志望コースへの参加資格を取りに行くよりも、成績を伸ばすための最適な学習プランを優先させたいですね。

 

・各コースの資格偏差値は合格の目安

志望校別特訓の資格偏差値は、過去の塾生の合格状況を精査して設定されているため、参加資格のみならず、

それぞれの学校への合格可能性の指針ともいえます。

できれば9月、遅くとも11月にはこの偏差値を乗り越えることが受験への必要条件ともいえるのです。

ですから、11月までに志望校のコース資格偏差値を超える成績を出すことを目標に頑張りたいですね。

 

希学園の面倒見のよさは厳しい管理とも受け止めることが出来ますね。

課題も多く、ご家庭がお子様を守ってあげたい塾と言えるでしょう。

くれぐれも目先の成績にとらわれず長期的な視点で計画を立ててあげてくださいね。

お悩み相談 集団塾のプレッシャーに参っている。(part1)

1年前に相談メールを頂いて、その後お電話を差し上げた方からほぼ1年ぶりにメールを頂きました。


 進学塾の集団授業は、生徒にプレッシャーを与え続けることで学力アップを図ろうとするものです。

そのプレッシャーが適切であれば何の問題も無いのですが、多くの大手塾では過剰な状態が続いているようです。
 

(受験が終わったお母様からのメール)

こんにちは。以前、ご相談させていただいた、○○○の灘コースにおりました○○○○の母です。

西村先生にはわざわざお電話まで頂いてアドバイスを頂きましたので、入試のご報告をと思っておりました。

実は、息子は、灘には落ちてしまいましたが、他に受けた学校、西大和、洛南、函館ラサール、愛光、にはすべて無事に合格しました。

息子は科学者志望なので、スーパーサイエンススクールの西大和を選びました。

(中略)


灘に落ちた後は、しばらくたそがれていましたが、

「泣いても仕方がない。灘は日本一だから、いちばん落ちても仕方がない学校と思える。

ほかの学校は全部受かって、勉強の成果を確認できた。西大和に行って科学甲子園に出場する」

とキッパリ。弱音をはかずに遠距離通学しています。

今は、運動会の装飾係をやったり、科学部に入り、生物班と一緒にビオトープという池を校庭に掘ったり、

休日には神戸に住む科学部の先輩と芦屋川に生物を採集しに出かけております。

忙しくて「充実している」と明るい笑顔で暮らしています。


(中略)


振り返りますと、息子が言うには、○○○の冬期講習は全て取らずに、テキストだけ特別にいただいて家でみっちり苦手な国語を

やったのがよかったというのです。


受ける8校全ての国語の過去問を6年分やり、どこから手をつけるか、問題を何分でこなすか、すべて分析しました。

徹底的に記述の特訓もしました。

その結果、灘コースでは底辺をさまよっていた苦手な国語が、受験直前には○○○で6番になりました。

息子は理数系の方が得意なのですが、受験では一番国語が出来たと言っていました。

○○○の算数の先生が厳しすぎたので、家でやることでプレッシャーがなくなったのもよかったんだと思います。

それでも落ちてしまうのが灘という学校なのですが、息子はチャレンジすることで納得できたようです。
 

しかしながら、この方法は人にはあまりすすめられません。

なぜなら私は結婚前、出版社で児童文学の編集者をしており、入試問題にでてくる作者はお会いした方も多く、国語は得意なのです。

冬休みは、お会いした作者の方のエピソードを交えながら、記述の添削をしたり、きちんとお正月は休んでおせちを食べたり、

2人で笑いながら勉強したので、今でも息子は楽しかったと言ってくれます。

(落ちてしまった後も、決して私を責めなかったのでかえってつらかったです)


結果、○○○の灘の合格者は激減し、担当の先生は他塾に移ってしまいました。

敗因は算数の、点が取れないと怒る授業にあったと私は思っています。

子供には、苦手なところを怒るのではなく、得意なところをほめた方がいいと今でも考えています。

今は、灘の落ち武者の先輩たちと、何点差で落ちたかなんて話をしながら(笑)楽しんでいるようで、

落ちた痛みを知ったこともかえってよかったのではないでしょうか。

塾にすべてをささげずに、ゲームをやったりちゃんと休んだりしながら勉強していたので、受験後にヌケガラにもなりませんでした。

まだ中学生活ははじまったばかりですが、受験の成功というのは合否だけではないのかもしれないと実感しています。

息子と一緒に追い込み勉強をしたことで、子離れ前に楽しい思い出もできました。


(中略)

受験で悩んでいた時、一番参考になったのは、西村先生の考え方や本だったことをお伝えしたくてメールしました。

長くなってすみません。息子の体験が、悩める受験生の方々に少しでも参考になればと思います。本当にありがとうございました。

                                               (受験が終わったお母様からのメール おわり)


このメールを頂いた後で、電話を入れさせて頂きました。お母様とお話をさせて頂いていると1年前の記憶がしっかりとよみがえってきます。

確か、塾の算数の先生に罵倒されるのが怖くて、得意な算数の成績が下がって困っている、というお話から始まったことを思い出しました。


勉強は楽しいもの。楽しく無ければいけないものだと考えています。

知的好奇心が刺激されそれが満たされたときの快感や、予感に基づいて苦労して解きあげた解答が合っていたときの満足感が、

勉強の原動力であって欲しいと切に祈っています。

ところが、名の通った多くの塾で叱咤激励、時には言葉の暴力が存在しています。

でも、それはその塾のその先生全員がそうではなく一部の先生なのです。

また、同じ言葉を投げつけられても動じないたくましい子供がいる一方で、クラスメイトが叱られているだけで萎縮してしまうような

繊細な子もいます。

一般論としてはなかなかお話しできないことだと考えています。

part2では、過去の事例を挙げながらお話ししていきたいと考えています。

▼2022年11月18日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「<志望校・併願校の決め方 校風、偏差値と問題傾向から決める! 合格するための受験校の選び方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年10月28日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「小学4・5・6年生対象 めざせ合格「過去問」の正しい使い方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月30日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「飛躍的に成績を上げる!苦手克服 勉強法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年9月10日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【4・5年生】9月から偏差値10UPを狙うオンラインセミナー  毎年2学期に成績を上げるご家庭がやっている10個のこと」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年8月5日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験の「基本のキ!」令和4年度版 最新の中高一貫校の選び方から受験の傾向まで全部分かる!」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年7月21日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「【2022年夏】確実に成績が上がる夏期講習の受け方 3つのポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年7月8日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「夏休みの学習計画!うまくいく方法  夏期講習を有効活用して力をつける!学習戦略の立て方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年6月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験を迷っている!?保護者必見セミナー 未就学・小学低学年から、親が知っておきたい「中学受験」の実像」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月27日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「自分で学習する子の育て方  中学受験、高校受験でも生きてくる「子が自走する学習法」を伝授します」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年5月26日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「6年夏休みに成績を大きく伸ばす6月・7月の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年4月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「家庭学習のやり方を指南  塾に通っているだけで、安心していませんか?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年4月14日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「夏休みまでに偏差値5UP 6年生GWで成績を上げる10のポイント」にて、講師を担当させていただきました。。

▼2022年3月18日(金)

「「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「頭のいい子が育つ! 学習環境のつくり方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2022年2月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナーわが子の合格に必要な学習は?」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年12月17日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験・合格する家庭のつくり方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年11月19日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年10月22日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験合格つかむ「過去問」使い方セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年9月24日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「苦手克服し成績を上げるコツ」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年7月16日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「7/16入試にも役立つ夏休み自由研究対策セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月26日(土)

新渡戸文化学園が主催するオンラインセミナー「中学受験へ向かうみなさまへ 中学受験って何? 大切なことは何?」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2021年6月25日(金)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「親が知りたい中学受験のキホン」をにて、講師を担当させていただきました。

▼2020年10月14日(水)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験セミナー第2弾!過去問を活⽤する家庭学習のコツ」をにて、講師を担当させていただきました。にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年9月29日(火)

「日経DUAL」が主催するオンラインセミナー「中学受験 コロナで変わる!併願校の選び⽅/合格を導くための模試の問題⽤紙・答案⽤紙活⽤法」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月12日(金)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するオンラインセミナー「ウィズコロナ時代の中学受験を成功させる夏の過ごし方」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年6月6日(土)

増進堂 受験研究社が主催するオンラインセミナー「学校再開・塾再開にどう向き合うか」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2月19日(水)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年首都圏中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2020年2 月6日(木)

「中学受験情報局 かしこい塾の使い方」が主催するセミナー「2020年関西中学受験 入試分析セミナー」にて、講師を担当させていただきました。

▼2019年10 月11日(金)

淑徳与野幼稚園が主催する講演会「父母講座 我が子への根拠の無い信頼の大切さ」にて、講師を担当させていただきました。

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